死にゲー「Cuphead」のレビュー

死んで覚えるゲームが好きです。死にゲーと呼ばれるジャンルのゲームには、そんなに上手いわけでもない私でも、何度も何度もトライアンドエラーしてしまう魔力があります。

今回は、マゾゲーマーである私の琴線に触れた「Cuphead」という作品をご紹介します。

 

Cupheadとは

Studio MDHRがリリースしたインディーゲームです。1930年代のカートゥーン、ジャズミュージック、鬼畜難易度がキーワードの横スクロールアクションゲームになります。

最初のプレイフィール

最初のプレイフィールとして何故か思い出したのはロックマンです。ショットを当てながら、ピョンピョン飛び跳ねてエアダッシュして敵の間断ない攻撃を避け続ける感じなどが似ていると感じたのかもしれません。しかし、ロックマンのそれとは比較にならないほど鬼畜な難易度です。私は、アクションゲームは下手の横好きなので、何百回単位で死にました。。

 

ボスラッシュ

このゲームはボスラッシュという形式をとっており、趣向を凝らしたボスをひたすら倒し続けるというおいしいとこどりのゲームになっています(Run&Gunというステージを攻略するものもありますが)。

この形式がものすごい求心力を生み出す結果に繋がっていると思います。

まずボスはHPに応じて平均3形態ぐらいで行動パターンが変わるのですが、それがもうバラエティに富んでいて感心させられます。そんなボスに活路が見いだせるまで幾度となく挑み続け、そして撃破した時の達成感といったら他では味わえません。

一匹ボスを倒したら、「次のボスのギミックをチラ見したい」という心理が働いて、結局気づいたらそのボスに何回も挑み続けているという現象が多発します。

そうこうしているうちに全クリしている、というぐらい熱中度の高さが持続しました。

 

絶妙なゲームバランス

ボスに負けるとどのくらいまでHP削ったのかが表示されるのですが、「あんだけ頑張ってまだ半分!?」と驚き、「これは本当に倒すことが可能なのか?」と疑ったことも少なくありません。

しかし、終わってみると下手な私でもそんなボスを倒せてしまうのですからゲームバランスが入念に調整されているのだと思います。

なお全クリした後に出現する高難易度モード「Expert」が用意されていますが、こちらは未プレイです…暇がある時にやってみたいと思います。

ゲーム性以外の部分も素晴らしい

ぬるぬる動く手書きのアニメーションは、1930年代のカートゥーンにインスピレーションを受けて制作されているそう。当時の作成過程を踏んで作成されているようです。インディーゲームとは思えない凝り具合でびっくりしました。画面に対するノイズエフェクトやフォーカスの具合なども懐かしさを醸し出してくれます。

それと音楽は地元のジャズミュージシャンの曲を録音したもので、上質なサウンドトラックです。

このカートゥーンアニメションと音楽がゲームの世界観を演出するのに大きな役割を担っていると思います。

 

欠点といえば…

これと行って不満点を私は見つけられませんでしたが、あるとすれば日本語ローカライズが現時点(2018-9-4)ではまだだということぐらいです。ただ文章を訳してくれているサイトなどもあるのでプレイに支障はないかと思います。そろそろローカライズされるとは思いますが…

 

まとめ

色々なものへのオマージュがところどころに感じとれる素晴らしいゲームでした。

やっぱりゲームに限りませんが、「古き良き」に対して真摯にリスペクトして、その上で新鮮な要素または新鮮な組み合わせを吟味して出来上がった作品というのはいいですね。

2000円という破格な値段なのもいいです。Steamのセール時に買えば、大分安く手に入れることができます。オススメです。

2019年にDLCがでるようです。とても楽しみです。

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